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一级阅读测试练习17
問題Ⅰ次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
日本人にとって①山は山以上のものであった。山を見ながら、人は自然の懐に抱かれている人間というものの存在のありかをはっきりと自覚することができた。(②)、国破れて山河ありというとき、山河にいつもかわらぬ、共同体の帰属する心の故郷を持つことができた。
自然破壊は、自然の生態系を破壊するばかりではない。③近代科学的な自然保護、そのような自然観ばかりが先行すると、文化としての自然をないがしろにすることになる。
たんなる地質学的な山や植物学の標本のような自然は、いわば、(④)。どこまでいっても、利用される素材としての自然をこえるものではない。よりよく、末ながく有効に利用しようという配慮いがいの何物でもない。そこで、自然を愛そうといい、あるいは、大切にしましょうといっても、究極的には(⑤)という生産社会の論理をあてはめているにすぎない。
山が山以上のものであるということ、文化としての自然があるということは、自然が人間の精神文化の充実にかかわっているということである。個人はもとより、山を仰ぎみる共同体の意識の形成、感性の熟成、歴史観の成立に、山がふかくかかわってきたし、今後もそのようなものとして人間の目に見えない、いわば⑥第二の自然を形づくっているということである。私たちが、産業社会の論理に行き詰まったまま、そこへ帰ってゆくことによって、見失われた日本人の根拠とのつながりを、心の奥ふかく抱いている奥ふかい真理への愛や、故しれぬ超越者なるものとのつながりを見出す途でもある。それをひろく、宗教的な情緒といってもいい。このような感性は、山を仰ぎ見、先人のさまざまな思い入れをしのぶとき、今日でも、私たちのうちに甦ってくる。
注1ないがしろにする: 軽んじてはいけないものや人を軽くみること
注2熟成: ものごとや物が、時間をかけてようやくできあがること。
注3故しれぬ: わけのわからない、得体のしれない。
問1①「山は山以上のものであった」とはどういうことか。
1山は自然的なものだけでなく、精神的なものをも日本人に与えてきた。
2日本の山はそこに生きるすべての生き物に、多くの恵みを与えてきた。
3日本の山々は並の山ではなく、とてつもなく大きく険しいものであった。
4山は自然の恵みばかりか、たくさんの貴重な資源を日本人に与えてきた。
問2(②)に入る最も適当な言葉はどれか。
1それで 2一方 3だから 4しかい
問3③「近代科学的な自然保護」とはどんなことを目的としたものか。
1よりよく、末ながく有効に自然を利用しようとすること。
2自然の生態系を重要なものと考えて、これを第一に保護すること。
3自然の懐に抱かれている人間を大切にする、精神主義をめざすこと。
4奥ふかい真理への愛や、超越者とつながる宗教心にあふれること。
問4(④)に入る最も適当な文はどれか。
1自然の遺産である。
2自然の残物である。
3自然の宝庫である。
4自然の断片である。
問5(⑤)に入る最も適当な言葉はどれか。
1利潤追求 2資源保護 3環境破壊 4共同意識
問6⑥「第二の自然」とあるが、ここでは「第一の自然」はどのようなものか。次の組み合わせから正しいものを選びなさい。
1資源と論理 2素材と真理 3資源と宗教 4素材と文化
問7⑦「このような感性」とはどのような感性か。
1山に、自然と人間との調和と安定を願う感性。
2山に、共同体の繁栄と豊富な資源を期待する感性。
3山に、真理への愛や超越者とのつながりを見出すような感性。
4山に、日本人の根拠とのつながりを探し求める感性。
解答与注释
問1-1 問2-2 問3-1 問4-4 問5-1 問6-3 問7-3
(1) ある人は科学をもって現実に即したものと考え、芸術の大部分は想像あるいは理想に関したものと考えるか
もしれないが、この区別はあまり明白なものではない。広い意味における仮説なしに科学は成立しえないと同様
に、厳密な意味で現実を離れた芸術は不可能であろう。
問この文章の要旨として最も適当なものはどれか。
1科学は現実的なものであり,芸術は想像・理想から成り立っていて、両者は相反するものであり、永遠に平行す
るものである。
2仮説なくして科学が成立しないのと同様に、想像なくして芸術は成立しない。科学も芸術も想像力に負うところが
非常に大きいというべきであろう。
3科学と芸術とはともに現実を超越した仮説や想像によって成立するものであり、その点ではお互いによく似た現
象面を有しているのである。
4現実的な科学の中にも多分に仮説が含まれ、一方想像や理想を主とする芸術の中にも多分に現実を含んでい
るものである。
(2) 思想もしくは力いよって勝った人々を私は英雄と呼ばない。私が英雄と呼ぶのは、心に拠って偉大であった
人々だけである。彼らの中の最大な一人のその人が言ったとおり、「私は善以外には卓越の証拠を認めない」。人
格が偉大でないというところに偉人はない。偉大な芸術家も偉大な行為者もない。あるのは唯さもしい愚肖韦郡醆
の空虚な偶像だけである。時がそれらを一括して滅ぼしてしまう。成功はわれわれにとって重大なことではない。真
に偉大であることは重要であって、偉大らしくみえることは問題ではない。
注1卓越: 他よりはるかにすぐれていること。
注2偶像: 神仏にかたどって作った像のこと
問ここで、「善」と同じような意味を持つ言葉はどれか。
1思想 2英雄 3人格 4成功
(3) 夏休みに遊びまわる子供を見て、「学力が落ちはしないか」「怠けぐせはつきはしないか」という不安やあせり
を生む基盤として、子供の能力や気持ちを尊重し、黙ってみていることのできない親の姿勢が問題になります。た
えず親の立場から先回りの心配をし、干渉をし、親の安心できるわくにはめこもうとする人たちにとっては、学校の
先生や規則から解放されて、子供が自由に判断し、行動できる範囲が広くなると、( )。反対に子供の自発性自
主性を尊重する親にとっては、夏休みは子供の成長を促進する絶好の機会だと、子供とともに喜ぶことができるの
です。
問1( )に入る最も適当な文はどれか。
1とても愉快なのです。
2とても苦痛なのです。
3とても心配なのです。
4とても重要なのです
問2「子供とともに喜ぶことができる」のは、どんな親ですか。
1いつも子供とともに、喜んだり悲しんだりできる親
2いつも子供に関心を寄せ、干渉をしないではすまない親
3いつも子供の能力を伸ばすことを考えている、教育熱心な親
4いつも子供の自主性にまかせ、成長を期待しようとする親
(4) 私たち日本人は、話すことが下手だといわれています。
自分の考えを持っていないということは、この考えを作り上げる考え方を持っていないということである。科理
をつくるには調理法の心得がなくてはできない。ただ何かの思想をもつことはそうむずかしいことではない。それに
はでき合いのいろいろの思想があるからである。日本は今日までいつもそういうでき合いの思想をもらってきて、
「さし根」して育てようとした。民主主義にしても今度がはじめてではなかったが、「さし根」ではやはり激しい嵐や日
照りには堪えきれず、過去においてはいつも枯らしてしまっている。ほんとうに自分の考えをもつためには、それを
もつ手段としての自分の考え方がなくてはならない。
注でき合い:既製または既製品
問「さし根」とは、ここではどういうことか。
1日本人ははなすことがもともと下手であるということ。
2日本の民主主義は別の国から借りたものにすぎないということ。
3日本人は自分で考え出した考えをもっていないということ。
4日本人は思想が貧困でいろいろなしそうをもてないということ。
解答与注释
(1)-2 (2)-3 (3)--3 、4 (4)-2
一级阅读测试练习16
次の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1・2・3・4か
ら一つえらびなさい。
(1)
野口英世(1876~1928)は、黄熱病の研究で有名な学者である。苦労して医学の勉強をしたが、有名な大学を出ていなかったため、当時の日本ではいい仕事が得られなかった。そこで、彼は可能性を求めてアメリカに留学した。アメリカでは研究が認められ、博士号を受け、ロックフェラー医学研究所の研究員になることができた。野口英世は日本で生まれて育ったが、彼を一流の研究者に育てたのは、自由なアメリカの医学界である。日本人は野口英世を日本の医学者と考えているが、アメリカ人は彼をアメリカの医学者と考えている。
問い上の文章の内容と合っているものはどれか。
1野口英世は招かれてアメリカに留学した。
2野口英世はアメリカで医学の勉強を始めた。
3野口英世はアメリカで一流の研究者になった。
4野口英世はアメリカでは日本の医学者と考えられている。
(2)
10年前のことですが、そのころ小学校1年生だった娘が帰宅し、おやつを食べながら「私のお母さんって何もしていない人でしょう」と可愛い口元を動かしながら言いました。社会の「働く人々」という単元で、親の仕事について勉強したらしいのです。ショックでした。結婚以来、体力的に家庭と仕事の両立は難しいと思い、ずっと専業主婦として家を守ってきたのに、幼い娘にとって主婦という立場は「働く人々」の中には入れてもらえなかったのです。
問い「ショック」だったのは、なぜか。
1娘が成長したことに初めて気がついたから
2娘にとって筆者は「働く人々」には入らないから
3小学校では間違ったことを教えていると考えたから
4自分が仕事をした経験がないことにきがついたから
(3)
休むというのはどういうことであるか、それがよくわからない。よくわからないからうまく休めないのかという気もするのだが、このあいだも、ある仕事が一っ切りついて、普通ならさあ一休みと言うところだが、例によってどう休んでいいかわからない。手当たり次第に本や雑誌を読んでいるうちに一日が経ってしまって、そして休んだと言う満足感どころか、なにやら無駄をしたというむなしい気持ちが残るばかり。いつもこういうふうである。
問い「こういうふう」とは、どういうふうなのか。
1いろいろな本や雑誌を読んで満足感を味わう
2休むと言うことはどういうことかを調べる
3休み方がわからず、一日を無駄にした気がする
4一つの仕事を終えると、すぐに次の仕事を探し始める
(4)
ところで、保険とはなんでしょうか。人は事故や病気で、いつ死ぬかもしれません。(中略)こういう不幸は、偶然で、起こるかもしれないし、起こらずにすむかもしれません。ただ、不幸にあう人は、非常に少ないことはたしかです。「不幸にあうかもしれない」と思う人がたくさん集まって、1その時にそなえて、少しずつお金を出しあえば、大きな額になります。「ちりも積もれば山となる」です。その大部分の人は不幸にあわずにすみますから、不幸にあったわずかな人は、ほかの人たちが払ってきたまとまったお金をもらえる、というのが2保険の基本的な考え方です。
問1①「その時」とは、たとえばどんなときか。
1保険に入った時
2人がたくさん集まった時
3お金が大きな額になったとき
4火事や病気になったりしたとき
問2②「保険の基本的な考え方」に含まれるものはどれか。
1事故で死んだり、家が火事になったりする人は少ない
2みんなで少しずつお金をだし合えば、不幸にあわない
3自分が死んだ後のことを心配しても仕方がない
4自分が不幸にあう心配をする人はあまりない
解答与注释
(1)-3 (2)-2 (3)-3 (4)問1-4 問2-1
次の文章を読んで、後の問に答えなさい。答えは、1・2・3・4から最も適当なものを一
つ選びなさい。
この文章は、取材(記事などを書くために、人から話しを聞くこと)について書かれたものです。
最も大切なことは、自分がその相手から聞くべきことを知っておくことである。これはあまりにも当たり前の事で、人に話しを聞こうとする場合の当然の前提だから、とりたてて注意を払うべきことではないと思われるかもしれない。しかし、私に言わせれば、これ以上に本質的に大切なことは何もなく、あとは大部分が瑣末なテクニック論である。
「問題を正しくたてられたら、答えを半分見出したも同然」
とよくいわれる。これはまったく(①)。同様に、聞き取りに際しても、聞くべきことはわかっていれば、半分聞き出したも同然なのである。
最近私は、人に取材するばかりでなく、人から取材されることも結構多くなった。2それでわかったことは、自分で何を聞くべきかが充分わかっていないで人にものを聞く人間がいかに多いかである。
「いかがですか?」
「ご感想をちょっと・・・・・・」
と水を向けるだけで、相手が何かまとまりのあることを当然にしゃべってくれるものだと思い込んでいるおめでたいジャーナリストがあまりにも多いのだ。まるで3こちらがラジオかテレビのような機械で、「きっかけの一言」というスイッチを入れると、あとは自動的に番組が流れ出てくるものとでも思っているかのようだ。
こういう人がおおくなったのも、4テレビの悪影響だろうと思う。テレビのインタビューというと、実際、一言水を向けるだけで、べらべらまくしたてる人が大部分なのだ。世の中にはしゃべりたがりの人が多いのも事実だが、テレビの場合は、編集をしたり、事前の打ち合わせをしたりしているから、しゃべりたがりでない人もしゃべりたがりのように見えてしまう。私にしても、ほんとは非常に無口の人間なのだが、テレビを通してしか知らない人はよくしゃべる男と思っていることだろん。
そう思い込んでいるひとがジャーナリストの中にもいて、そういう人が私を電話取材すると5妙なことになる。
「〇〇について、ちょっとご感想をうかがいたいんですが」
「はい」
といったまま私は黙っている。先方は、それだけで当然私がしゃべりだすのだろんと思って、やはり黙って待っている。しばらく奇妙な沈黙がつづく。やがて、先方がどうもスイッチがちゃんと入っていないらしいと考えたのか、6もう一度スイッチを入れ直す。
「〇〇について、ちょっと感想をうかがいたいんですが」
「はい。どうぞ」
と私は答える。「どうぞ」といわれてはじめて先方は、水をむけただけでは足りなくて、なにか質問をしなければいけないのだということに気がつく。(中略)
安易な問い方をし、それに安易に答え、その安易な答えに満足して問答を終わるという最近のテレビ・インタビュー的風潮に私は反発しているので、いいかげんな質問者にはわざと意地悪く質問を返し続けることがよくある。はじめの問いがいいかげんでも、自分の中に問うべきものをしっかり持っている人は、質問をかえされたとき すぐにきちんとした質問で切り返すことができるものである。しかし、それを持たない人はまともな質問がついにできない。
注1瑣末な:重要でない
注2水を向ける:相手が話し始めるようにすること
問1(①)に入ることばとして適当なものは何か。
1不思議である
2おかしい
3ただしい
4同じである
問2②「それで」を別の表現で言うと、この場合、次のどれが近いか。
1人に取材して
2人に取材されて
3人に取材できて
4人に取材させて
問3③「こちら」とは何を指しているか。
1筆者
2読者
3しゃべりたがりの人
4おめでたいジャーナリスト
問4④「テレビの悪影響」とは、この場合どんなことか。
1みんながよく話すようになったこと
2無口の人がいなくなってしまったこと
3人はみんなおしゃべりだと思う人が増えたこと
4テレビのインタビューに出たがる人が多くなったこと
問5⑤「妙なことになる」のは、なぜか。
1質問に興味がないから
2質問が聞き取れないから
3質問がはっきりしていないから
4質問の内容が気に入らないか
問6⑥「もう一度スイッチを入れ直す」とは、この場合、何をすることか。
1電話をかけなおす
2同じことを繰り返して言う
3丁寧な言い方に変える
4テレビのスイッチをもう一度入れる
問7この文章で筆者がもっとも言いたいと考えられることは何か。
1取材されるときは、相手の質問内容をよく確かめるべきである
2取材されるときは、なるべく自分の意見をはっきり言うほうがいい
3取材するときは、相手の都合をよく調べてからしなければならない
4取材するときは、聞きたいことをよく考えておくことが大切である。
解答与注释
問1-3 問2-2 問3-1 問4-3 問5-3 問6-2 問7-4
一级阅读测试练习15
次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。
日本人の生活習慣も、時代とともに変わっていく。ほんの少し前までは、春や秋になると、タタミを乾燥させるために、家の中からタタミを外に出す光景があちこちで見られたものである。どんなに忙しい生活をしている人でも、1これだけは続けてきた。タタミは暮らしの中に季節感を作り出していたのである。
最近では、2タタミがだんだんみられなくなってきている。タタミの上に座る、タタミの上で家族みんなで食卓をかこむ、タタミの上にふとんを敷いて眠る。客が来れば、そのタタミの上にてをついてあいさつする。それがあたりまえだった生活は、つい昨日のことである。タタミは日常の生活と共にあったのである。
タタミと言う言葉は、古い時代の文学や記録にも出ている。3昔から日本人の生活の中にあったものと考えてよいのであろうが、そのころは、床に敷く布や毛布のようなものをタタミとよんでいたらしい。そして、使わない時はたたんでしまっていた。〔④〕、「たたむ」ものだからタタミということばが生まれたのだろうと思われる。
また、昔の詩の中にこうある。「旅に出た人の使っていたタタミは動かしても汚してもならない」と。なぜなら、人は旅に出ている時でも故郷に自分の心を残しており、その心はタタミの上にも残っている。そのタタミを留守のあいだ大事にしないと、旅で危険な目に会ったり、5病気になったりする、と信じられていたからだ。昔は、タタミはひとりひとりが自分だけで使うものだったのである。
やがて時代は変わり、タタミはしだいに現在のような形と大きさのものになっていく。一人の人が寝られるぐらいの大きさがタタミ一枚の標準となり、それにあわせて部屋の大きさも決められるようになった。どんな部屋でも、「四畳半」とか「六畳」というように、タタミを組み合わせて敷くことができる大きさになったのである。まだ、タタミの素材も、湿気の多い日本に合うように工夫されていった。
最近ではすっかり目立たなくなったタタミも、長い歴史を持ち、日本の生活文化と深いつながりを持っているのであろう。
問1①「これ」は何を指しているか。
1生活習慣を時代とともに変えること
2タタミを外に出して干すこと
3アチコチでタタミを見ること
4忙しい生活をすること
問2②「タタミがだんだん見られなくなってきている」というのは、どのような意味か。
1タタミの大きさが小さくなった。
2タタミが一般的になった。
3タタミを全く掃除しなくなった。
4タタミが余り使われなくなった。
問3③「昔から日本人の生活の中にあった」とあるが、昔のタタミはどのようなものだったのか。
1布や毛布と共に使うものだった。
2現在のタタミと同じものだった。
3使わないときはたたんでおくものだった。
4旅に出る時に持っていくものだった。
問4〔④〕に入れる言葉を次の中から選びなさい。
1つまり 2ところが 3さて 4けれども
問5⑤「病気になったりする」とあるが、だれが「病気になったりする」のか。
1旅に出た人
2家にいる家族
3タタミを汚した人
4タタミを動かした人
問6第4段落で筆者が一番言いたいことは次のどれか。
1タタミは神様と同じだった
2タタミは個人が自分のものを持っていた。
3長い歴史を持っている。
4汚したりしないように注意して使った。
問7タタミの大きさは何を基準に決められたか。
1昔の人の標準的な背の高さ
2一人の人が持つことのできる重さ
3昔の布一枚の大きさ
4人が寝る時に必要な広さ
問8この文章に題をつけるとすれば、つぎのどれが適当か。
1タタミと日本人
2タタミと日本人の生活
3タタミと日本の気候
4タタミと日本の旅
解答与注释
問1-2 問2-4 問3-3 問4-1 問5-1 問6-2 問7-4 問8-2
次の文章を読んで、それぞれの問に対する答えとして最も適当なものを1・2・3・4から一つ選びなさい
(1)
科学者と聞くと、普通の人ではとても考えられないような難しいことばかり研究している人だと思ってしまいます。もちろん、専門的な知識がなければ科学の研究はできないでしょう。しかし、科学の研究の出発点は、私たちが普段あたりまえに思っている事柄について、それがあたりまえかどうか考え直すことにあるのです。それができたら、その人は科学者になる第一歩を踏み出したと言えるかもしれません。
問い「それ」は、何を指しているか。
1難しいことばかり研究すること
2専門的な知識を持つ事
3あたりまえのことを考え直すこと
4普通の人が普段考えること
(2)
午前3時に電話のベルが鳴った。眠い目をこすりながら電話に出ると、いきなり「いつまでピアノの練習をしているの。うるさくて、眠れないじゃない。」と女性のどなり声。朝の3時に、しかも名前を言わないのは失礼だと思ったが、相手の名前を聞いて、静かに電話を切った。
翌日の午前3時ちょうど、今度は私が電話をかけた。もちろん、こちらの名前を言ってから話し始めた。「私はピアノを持っていませんし、弾くこともできません。昨日のお電話、何かの間違いではありませんか。」
問い「私」は「女性」の家に電話をかけて、相手に何を伝えたかったのか。
1昨日電話をもらって嬉しかったこと
2相手の電話が迷惑で失礼だったこと
3「私」がピアノの練習をやめたこと
4ピアノでとても迷惑をかけたこと
(3)
新幹線のプラットホームの駅名表示は、その駅から仱肴摔浃饯务kで降りる人には必要ない。仱肴摔摔悉铯辘盲皮い毪长趣坤贰⒔丹辘肴摔摔宪嚹冥扦违ⅴ圣Ε螗工胜辘胜螭胜辘ⅳ毪椁扦ⅳ搿¥饯Δ工毪取⑼ㄟ^する列車の伩亭韦郡幛摔筏哿ⅳ郡胜い猡韦坤ⅳ饯欷摔筏皮闲聨志
一级阅读测试练习14
今年もまた、キャンパスを巣立った若者が、社会に第一歩を踏み出した。彼らの多くは、社会人になると同時に「①会社人」になる。 不況下の厳しい就職戦線をくぐって入れた会社だけに、喜びもひとしおだろう。しかし、これからの会社での日々に思いをはせると、②内心は不安に違いない。上司や先輩社員とうまくやっていけるだろうか。社風や仕事が自分の能力や性格に向いているか。人生の大半を過ごすに値する会社だろうか。
こう考えてる新入社員に、先輩たちは「一生の面倒をみてくれるのだから、我慢をして自分の価値観のほうを、会社に合わすべきだ」と説得したものだ。だが、今、自信をもってそういえる人は少ないだろう。なにしろ、終身雇用制そのものが、土台から揺らいでいる。③この制度は、会社にとっても、従業員にとっても、つごうがいい。定年まで勤められ、年功制で給与が年々上がるので手「うちの会社」意識が高まる。このため、全社一丸となってライバル企業との激しい競争にのぞめる。ただ、これによって会社べったり人間を生み、社会に弊害をもたらしたことも、否定できない。言うまでもなく、これは、企業が成長を続けることを前提にしている。企業規模が拡大できないと、賃金を増やせないし、管理職ポストも用意できないからだ。
日本経済が成熟期に入ったことで、この前提に日々が入った。かつてのような高度成長が見込めない状況の下で、この制度を維持すれば、人件費などのコスト増によって企業業績が悪化する。固定費削減のためにも、④なんらかの手直しをしないと、経営難に追い込まれるというわけだ。
制度の破綻は、中間管理職の肩たたきという形で具体化している。定年まで勤められると思っていたのに、ある日突然通告を受けた人たちは「約束違反だ」と、⑤やりきれない気持ちに違いない。
雇用の安定こそ、経営者の最優先課題であるはずだ。転職が難しい中高年の心情に思いをいたすなら、経営者はまず、業績悪化の責任を明確にすべきだろう。そうでないと、従業員の反発を買うだけでなく、企業イメージの低下を招く。
めったなことでは辞めさせられず、年々賃金が上昇し、いずれほどほどのポストにつけるため、サラリーマンは安心して住宅ローンが組めたし、子どもの教育なども考えることができた。終身雇用制が崩れれば、人生設計を描けず、ひいては社会の安定感も損なわれる。
とはいえ、企業の年齢構成が中年層に偏りつつあることや、若い世代が個人の生活までも会社に縛られることに拒否反応を示し出したことを考え合わせると、いずれ、⑥その姿を変えていくに違いない。
それぞれの企業は、多かれ少なかれ、能力主義の色彩の強い年俸制の導入などで、年功序列賃金の手直しを図っていかざるをえまい、その一方で、核となる人材の定着化を主軸に、転職者の受け入れと退職者の促進をはかるという「半身雇用制」の形をとるのではないか。
新入社員のみなさんが、それぞれ自分の能力と個性に合った仕事をみつけられることを期待したい。しかし、そうでなくても、絶えず自分の能力を高めるための努力を怠ってはなるまい。⑦転職も辞さずの心構えで、やりがいのある仕事を求めで自己を磨いておれば、どんな厳しい状況にも対応できるはずだ。
問1(①)「会社人」とは、どういう意味で使われていますか。一番いい文を選びなさい。
1会社での日々に思いをはせている人のこと
2会社に入り人生の大部分を会社で過ごす人のこと
3価値観がすべて会社と同じになっている人のこと
4自信を持って新入社員を説得できる人のこと
問2(②)「内心は不安に違いない」とあるが、何が不安なのか。
1就職戦線が厳しいこと
2不況の下での会社の将来
3会社が自分に適しているか
4会社が一生面倒見てくれるか
問3(③)「この制度は、会社にとっても、従業員にとっても、つごうがいい」とあるが、次のうちで会社にとっ
て都合のいいことはどれか。
1定年まで勤められること
2給料が年々上がること
3「うちの会社」意識が高まること
4社会に弊害をもたらすこと
問4(④)「なんらかの手直し」として、経営難の企業がどんなことを行ったと書いてありますか。
1中間管理職を辞めさせた。
2雇用を安定させた。
3業績悪化の責任を明確にした。
4従業員の反発を買った。
問5終身雇用制が有効に働くのは、その国の経済がどんな状態になっているときか。
1不況の時
2成熟期
3高度成長期
4固定費削減期
問6(⑤)やりきれない気持ち」というのは具体的にどんな気持ちか。
1信じていた会社に裏切られて、やる気をなくしている。
2今まで会社のことを信じていたので、嘆き悲しんでいる。
3信じていた会社に裏切られて、怒るに怒れないで入る。
4今まで会社のことを信じていたので、あきらめきれないで入る。
問7(⑥)「その姿を変えていくに違いない」とあるが、どのような雇用制度に変わっていくと言っているか。
1めったなことで止めさせられない安定した雇用制度。
2年俸制を取り入れて能力主義を強く打ち出した雇用制度。
3年功序列の賃金体系を直して退職者の促進を図った雇用制度。
4能力主義を取りへれ、転職者を受け入れやすくした雇用制度。
問8(⑦)「転職も辞めさずの心構え」とあるが、そういう気持ちを持って新入社員にどんなことをしなさいといっていますか。
1まず自分の能力を高める努力をし、やりがいのある仕事を捜しなさい。
2自分に合った職業に出会うまで、転職を恐れず繰り返しなさい。
3自己の能力と個性に合った仕事に出会うことに期待をもち続けなさい。
4自己を磨いて、どんな厳しい状況にも対応しなさい。
解答与注释
問1―2 問2―3 問3―3 問4―1 問5―3 問6―4 問7―4 問8―4
一级阅读测试练习13
人生はたえざる選択の連続である――これはおそらく文句のつけようがない定義だ。「我、思う。故に我あり」を実生活に置き換えると、「我、選択する。故に我あり」ということだろう。(中略)
現代がことさらあらたまって選択の時代と騒がれるのは、ニュー・メディアなどの導入により生活の表面的選択肢が増えたからではない。経済神話と神妙な精神主義に無抵抗であったこれまでの「会社人間」たちの世代が、だらしなくも、自ら選択を下すことを忘れていたからだ。狼は選択するが、ヒツジの群れは、選択しない。いたん群れの一員として馴致されると、これはこれで気楽の境遇といっていい。羊飼いに管理され、番犬に導かれるままに動いていれば、生命の危険はない。飢えることもない。でも、ヒツジにだって多少の自尊心はある。本当は完璧に管理され、判断を放棄し、選択の勇気も持っていないのに、①そうではない、と思いたい。となると、自らを暗示にかけるか、いわば「疑似選択」を行うことによって、かろうじての自己の存在証明を求める以外ない。暗示は、組織と自らを一体化しようという心の動きである。疑似選択はいくらでもできる。「右に曲がれ」という番犬の命令に逆らうふりをしてちょっと左へ走ってみるのがそれだ。他の仲間より少し早く(あるいは遅く)走る自由がそれだ。あてがわれた餌のうち、これを食べ、あれは食べない、という選択もそれだ。しかし、実際にはこんな自由や選択にはたいした意味がない。あくまで主人が許容した範囲内での自由であり、選択であるのだから。
人生は選択である、といったが、本当をいうと実生活において私たちに多く場合、この種の選択をさもおおげさにしているに過ぎない。②選択ごっこ、といっていい。
たとえば、どの学校にへるか、どこへ就職するか――。ごっこの中でもこの辺は案外深刻な選択だが、もともと進学、就職というだれが決めたか分からない人生コースをそのまま受け入れ、そのコース内での選択であるから、どうころんでもたいした違いはない(どうころんでも自己を見失わぬ、と言うだけ強固な自己を持っていれば、の話であるが)。また、休日に山へ行くか海へ行くか、あの馬に賭けるか、トヨタを買うかニッサンを買うか――この類の大小無数の選択に直面しながら私たちは日々を生きているわけだが、結局のところはこれらはみんな(③)。選択を楽しむ、という程度の意味しかあるまい。今、ふりかえって、「選択を誤ったとき」の切実な思い出がひとつも浮かんでこないのは、私自身も「人間の条件」を忘れた④ヒツジの群れの一員として、時にぶつくさ文句をいいながらも結局は太平楽にこの世を生きてきたからにほかなるまい。
(⑤)、人生は選択の連続である、という当初の定義もあやしくなってきた。むしろ、選択ごっこの連続ごあるといい直すべきか。⑥やはりそうは思わない。たとえ、それが日常生活の中の小さな選択でも、それが何らかの形で自らめざす人生の実現にかかわってくる類の選択であれば、そのひとつが真剣勝負と思いたい。少なくとも自己との対話においては、それだけ気を張って毎日を生きたい。個々の選択はゆるがせにできぬが、その当否はすぐ朗かにはならない、日々の小さな選択の集積の収支決算がいつか徐々に表面化しはじめ、棺に入る直前になって人は「オレは然るべく生きた」あるいは「どうやらオレは選択を誤った」と初めて口にできるのではあるまいか、だから、まあ、⑦とりあえずは小さなことでくよくよするな、ということにもなるのだが――。
問1①「そうではない、と思いたい」とあるが、どう思いたいのか。
1自分で判断できると思いたい
2選択肢が増えたと思いたい
3生命の危険がないと思いたい
4飢えることがないと思い
問2「選択ごっこ、といっていい」とあるが、それはどうしてか。
1実生活ではどう選択するかの判断を放棄しているから
2実生活ではどう選択してもたいした違いはないから
3実生活ではどう選択するかを楽しんでいるから
4実生活ではどう選択してもけっして誤らないから
問3(③)にはどんな文を入れるのが適当か。
1誰かが選択してくれるものだ
2選択しなくてもいいものだ
3非常に重要な選択なのだ
4どうでもいい選択なのだ
問4④「ヒツジの群れの一員」とあるが、これはどういうことか。
1多少の自尊心はあるということ
2今までは選択をしてこなかったということ
3生命の危険もなく、飢えることもないこと
4管理され、判断を