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阿Q正传
哥儿
对阿Q正传和哥儿中“讽刺”的考察
文学专业
正传
讽刺
考察
文学
专业
摘 要
鲁迅是中国伟大的文学家、思想家、革命家,其作品以现实主义手法揭示讽刺中国封建礼法和陋俗,代表作有《阿Q正传》、《狂人日记》、《故乡》等。夏目漱石是日本小说家、评论家,作品主要表现为对现实的深刻批判,其代表作有《哥儿》《我是猫》《心》等。《阿Q正传》和《哥儿》分别为两位作家的代表著作之一,且两部作品都是以讽刺为主题,给当时的社会带来了一定的影响,由此可见分析比较两部作品中的讽刺具有研究的可行性。
本论文以《阿Q正传》和《哥儿》为研究对象,探究两部作品间的相似之处和不同点。通过小说中主人公的失败和配角人物形象分析相同点,以及作者对讽刺的视角和讽刺对象两方面来探究不同点。得出以下结论:两部作品虽然都通过主人公的遭遇对社会进行了强烈的批评和讽刺,鲁迅通过对阿Q“精神胜利法”的讽刺来警醒国民,而夏目漱石是通过讽刺教育制度的腐败来怒斥对社会的不满。
关键词:阿Q正传;鲁迅;哥儿;夏目漱石;讽刺
要 旨
魯迅は中華民国小説家、翻訳家、思想家である。魯迅作品は現実主義な手法を通して封建的な礼法と時代遅れ風習を諷刺する。魯迅は阿Q正伝、狂人日記、故郷などような名作を数多く生み出した。夏目漱石は日本小説家、評論家である。作品テーマは主に現実に対する深い批判を示す。坊っちやん、吾輩は猫であると心など作品を創作した。阿Q正伝と坊っちゃんは権威がある著作一つである。両作品は諷刺をテーマに、当時社会に一定影響を与え、そ点で研究可能性が見える。
本論文は阿Q正伝と坊っちゃんを中心に、そ類似点と相違点を明らかにするを目的とする。小説中主人公失敗談と配役群像から諷刺類似点を分析する。相違点については作者諷刺視角と諷刺対象二つ面で分析する。結論としては両作品に登場した主人公を通して社会階級に批判するが、魯迅は精神勝利法を諷刺し、国民へ警醒するを目的とする。一方、夏目漱石は教育制度腐敗を諷刺し、社会に不満があるということである。
キーワード:阿Q正伝;魯迅;坊っちゃん;夏目漱石;諷刺
目 次
摘要
要旨
はじめに 1
1作者と作品 3
1-1魯迅と夏目漱石 3
1-2阿Q正伝と坊っちゃんあらすじ 3
1-3両作品接点 4
2両作品における諷刺類似点 6
2-1主人公失敗談から見た諷刺 6
2-1-1阿Q失敗談 6
2-1-2坊っちゃん失敗談 7
2-2配役群像から見た諷刺 8
2-2-1阿Q正伝における配役達 8
2-2-2坊っちやんにおける配役達 10
3両作品における諷刺相違点 12
3-1作者諷刺視角違い 12
3-1-1魯迅視角 12
3-1-2夏目漱石視角 12
3-2諷刺対象違い 13
3-2-1主人公阿Qへ諷刺 13
3-2-2配役群像へ諷刺 14
おわりに 16
注釈 17
参考文献 18
はじめに
1問題意識
魯迅作品は、中国だけでなく、広く東アジアでも愛読されている。日本でも中学校用国語教科書に魯迅作品が収録される。阿Q正伝は魯迅唯一中編小説である。毛沢東は阿Q精神を引き合いに出したため、魯迅名声が高まり、阿Q正伝も人に知られる小説になった。夏目漱石は百年も前小説家でありながら、今日本人にとって古さを感じる永遠現代作家である。日本だけでなく、中国やアジアでもよく知られており、多く作品は中国語に訳された。魯迅も坊っちやんを高く評価し、流石に近代文学代表作だといえる。
両作家作品は大きな研究価値がある。そ中で一番興味を持っているが阿Q正伝と坊っちゃんである。両作品を読むうちに諷刺表現に注目するようになった。そして、両作品について研究があまり見られないことに気付いた。本論文は両作品における諷刺類似点と相違点探求を明らかにするつもりである。
2先行研究
魯迅と夏目漱石はいずれも中国と日本、世界文学で屈指文学者であり、多く名作を生み出した。魯迅と夏目漱石文学は、日本と中国で今までそれぞれ膨大な研究資料が発表されている。瀬沼茂樹氏は夏目漱石[1]で、社会諷刺や批判をめざした諷刺文学であると批判性内容に注目した。新島淳良氏は魯迅を読む[2]で、阿Q性格と革命関係を分析した。
魯迅と夏目漱石比較作品論はなくはないが、それほど多くないも事実である。そ中には藤井省三魯迅と日本文学 漱石・鴎外から清張・春樹まで[3]は最も代表的なもである。これは両氏文学創作影響関係に関する比較研究で、主に魯迅が夏目漱石から受けた影響を中心に分析したもである。
総じていえば、魯迅と夏目漱石文学に関する研究は確かにたくさん成果が出たが、影響研究に留まるもが多いは実情であり、比較研究という立場で研究するもはまだ出ていない。今まで、阿Q正伝と坊っちゃんという両作品接点研究はほとんど見られない。本論文は文学比較研究「影響関係」と「異文学研究」ではなく、両作品における諷刺類似点と相違点について理解を深めていく予定である。
3研究方法
作品は作家生み出したもで、作家思想などがそ小説から見出すことができよう。そため、本論文はまず阿Q正伝、坊っちゃんという両作品に潜んでいる「諷刺」を解読していく。
作家思想を明らかにするにはそ作家作品をたくさん読むことが重要で便利な方法であると思われる。自分は魯迅、夏目漱石、阿Q正伝と坊っちゃんに関する資料を調べ、作家思想を理解し、分析する。本論文は両作品における諷刺類似点と相違点を明らかにしてみる。
4論文構成
本論文は阿Q正伝と坊っちゃんを通し、両作品諷刺異同を比較する。本論文は三つ部分からなっている。
第一章は魯迅と夏目漱石生涯と阿Q正伝と坊っちゃんあらすじを紹介する。また、両作品接点を探究する
第二章は両作品における諷刺類似点について分析する。こ部分では主に小説中主人公失敗談と配役群像から分析を行う。
第三章は両作品における諷刺相違点について分析する。作者諷刺視角と諷刺対象二つ面で分析する。
以上論述により、類似点と相違点などそれぞれ分析を通し、作者視角から諷刺へ態度を明らかにする。
5使用する主な資料
主に使用した資料には、阿Q正伝日本語版と中国語版、坊っちゃん日本語版と中国語版、平岡敏夫坊っちゃん試論、景慧阿Q正伝論:精神的勝利行方などがある。
1作者と作品
1-1魯迅と夏目漱石
魯迅は1881年に浙江省紹興に生まれた中国最も有名な文豪である。本名は周樹人、魯迅はそペンネームである。魯迅は中華民国小説家、翻訳家、思想家である。魯迅は阿Q正伝、狂人日記、故郷などような名作を数多く生み出した。中国作家協会が魯迅を記念して魯迅文学賞を創設した。魯迅文学賞は中国最高文学賞一つである。
1893年、魯迅祖父は科挙で不正行為をいたで、免職された。魯迅と兄弟は母叔父家で避難した。祖父は監獄に入る八年ぐらい、毎年大量お金を使った。家業がとうとう振るわなかった。家庭災難は魯迅創作に深い影響を与えた。1902年、魯迅は国費留学生として日本に留学した。それゆえ、日本文学影響を受けた。
夏目漱石、本名は夏目金之助である。夏目は明治時代、更に言えば日本最も代表的な作家一人である。1867年、東京に生まれた夏目は、二歳に平原家養子になったが、養父母仲が良くなくて、常に引っ越した。夏目は家族仲も良くなくて、十九歳に家を離した。子供時代不幸な境遇も夏目文学作品創作に深い影響を与えた。
1890年には東京帝国大学(現東京大学)文学部英文科に入学した。そして、1895年、夏目漱石は東京帝国大学英文科で卒業後、松山で愛媛県に教師に赴任した。後日坊っちゃんを創作するために、素材を集めた。1905年に吾輩は猫であるを発表し、一躍文壇に登場した。坊っちやんなどで人気作家地位を築き、余裕派と呼ばれた。
1-2阿Q正伝と坊っちゃんあらすじ
阿Q正伝は辛亥革命を背景に、阿Qという貧乏で苦しい農民イメージを作りあげた。当時中国社会病根を鋭く浮き彫りにした。阿Qは家も金も女もなく、村最下層立場にあった。また、阿Q自尊心が強く、ケンカに負けても心中で、強い方があえてやられてやっただから俺勝ちだと考えた。負けたりいじめられたりしても、心中では常に勝者ように転換させて考えた。
ある日、阿Qは呉媽に告白したが、混乱を起こした。全て財産は趙大旦那に残酷に搾取された。そ後、阿Qは仕事を失った。窮地に陥った時に革命党に投入することを決めた。阿Qに下った刑は死罪である。しかし、阿Qは自分がどうなったかよく理解していない。刑場まで長い道りでさえ、自分身を心配することはなかった。阿Q革命は彼階級地位を決定される。しかし、阿Qは革命を了解しないから、結局に封建的階級に銃殺された。
坊っちゃんは夏目漱石が自ら生涯を脚色した作品である。坊っちゃんは小さい頃から両親が特別に目をかけない。青だけに坊っちゃんに寵愛する。お父さんが死んだ、お兄から600円を受けた。学費として東京学校に学んでいる。卒業した後で校長を通して四国中学校に数学教師として赴任した。そこは田舎であったため、都会で育った坊ちゃんにとって気に入らない事が多い。坊ちゃんはいよいよ学校で教壇にたって中学生教師となるですが、生徒たちとうまくない。坊ちゃんが街中で天ぷらを4杯食っているを見られ、天麩羅先生と名をつけられて笑われた。そして、宿直として坊ちゃんが学校に止まった時に、宿直室に大量バクを入れられるという悪戯をされたためである。生徒たちいたずらにあったり、教頭赤ャ一派不祥事を見つけた。ある日、中学生と師範学校生喧嘩を止めるために、坊ちゃんと山嵐が割って入った。しかし、四国新聞では教師が生徒を唆し、こ騒動を引き起こすと報じられる。赤ャにとっても仲悪かった山嵐を追い出すいい機会として利用されたである。赤ャと教師山嵐と内紛に巻き込まれ、正義感に駆られて活躍する。最後坊っちゃんは辞表を出し、一人で東京に戻る。
1-3両作品接点
阿Q正伝と坊っちゃんを比較すると、まず、内容から見れば、両作品に主人公失敗が多く書かれ、そ失敗滑稽さによって読者を笑わせる。両作品はこ表面上相似に止まらず、主人公失敗談から見た諷刺、作品諷刺な表現などいくつか面で共通しており、考察する必要があると考えている。
藤井省三は魯迅を中核としつつ、現代中国文学などに目配る。藤井省三は東京大学教授として魯迅に関して研究が多い。藤井省三は魯迅作品が夏目漱石影響を与えたと考えられる。氏研究によると、1908年に魯迅と友達は夏目漱石旧居をェアハウスした。1923年に魯迅は夏目小説クレイグ先生を翻訳した。これら事実は魯迅が夏目影響を受けたことを明らかにした。夏目漱石坊っちゃんに至っては魯迅は小説を買うだけでなく、近藤浩一郎が描いた坊っちゃん漫画を購入した。藤井省三は阿Q正伝と坊っちゃんを比較して、坊っちゃんと阿Qイメージ違いを分析した。
そ上、魯迅と夏目漱石は少年時代に苦しい境遇を経験したで、こ社会に嫌悪感と不満を抱き、今後諷刺文学を創作する基礎を定めている。これも二作接点だと思われる。
2両作品における諷刺類似点
第二章は人物群像に関する分析を通して、両作品における諷刺類似点を探究する。主人公失敗談と配役群像という二つ方面から論述する。
2-1主人公失敗談から見た諷刺
両作品における主人公経歴に関しては詳しく描写する。阿Qは悲しい経歴があった。金銭面で、賭博場にお金を奪われた。一方、愛情面で、阿Qは呉媽に告白したが、拒絶された。最後に封建的階級に銃殺された。少年時期坊っちゃんは学校二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かしたことがある。教師とした坊っちゃんは教育界腐敗を見た。教頭と校長は坊っちゃんに弾圧した。最後に東京に戻った。
2-1-1阿Q失敗談
阿Qは貧乏な農民である。差し迫った一晩でお金持ちになるは阿Q夢だと考えられる。しかし、毎日日雇いをし、一晩でお金持ちになるはとても難しい。そして、阿Qは賭博場でお金を賭けることにする。
彼は勝ちに勝って、銅銭